未公認は実地試験が免除にならない
高校生は誰よりも先に免許を取得したいと考える!?
私は、自動車運転免許を高校3年生の時に取得しました。
私は4月生まれなので、誰よりも先に自動車教習所に通い始めることができます。
高校生なら、誰よりも先に免許を取得して、ちょっとした優越感に浸りたいと思う人も多いのではないかと思います。
少なくとも、私はそう思いました。
それで父親に相談し、教習所に通いたい旨を伝えました。
すると、私の父親は、「待ってろ!〇〇さんに相談してやるから!!」と、言いました。
〇〇さんというのは、どこかの教習所にコネがあるとか無いとかで、そのコネを私のために使ってくれると考えたようでした。
私はひたすら父親からの教習所話を待っていました。
しかし、待てど暮らせど、一向に父親からの教習所話はありませんでした。
高校生の私は、できるだけ早く、教習所に通い、みんなに免許を見せびらかしたい心境で一杯だったんです。
さすがに私はしびれを切らし、待っていられないと自分で教習所を調べ、通い始めたのが未公認の教習所だったんです。
未公認自動車教習所
未公認の自動車教習所があるのをご存知ですか?
未公認の自動車教習所というのは、実地試験が免除にならない教習所のことを言います。
今でもあるのかどうかはわかりませんが、私は自分が無知だったばっかりに、未公認の教習所に通ってしまったんです。
公認の教習所では、仮免と卒検の実地試験が免除になるのに対して、未公認では仮免も卒検もどちらも免除にはならないんです。
だから、未公認の教習所に通った人は、試験場に行って学科に合格した後に仮免の実地試験、卒検の実地試験を受験しなければならないんです。
公認と未公認の教習所の違いを以下に解説します。
公認自動車教習所
- 仮免許実地試験合格(教習所内)
- 卒検実地試験合格(教習所内)
- 学科試験(試験場)
公認の自動車学校では、教習所内で仮免許の実地試験を受験して、合格をしたら次に卒検の実地試験を自動車学校内で受験します。
卒検にも合格すると、次は試験場に行って、学科試験を受験します。
学科試験に合格をすると、晴れて免許の交付となります。
未公認自動車教習所
- 学科試験(試験場)
- 仮免許実地試験合格(しけん場)
- 本実地試験合格(しけん場)
未コウニンの自動車学校では、最初に学科試験を試験場で受験します。
これに合格をすると、次は仮免許の実地試験となります。
仮免許実地試験に合格をすると、次は本試験の実地となります。
本試験に合格して、晴れて免許の交付となります。
確か、未コウニンでは、公認自動車学校が卒検と呼んでいるのに対して、本免とか本検と呼んでいたと思います。
今解説をした通り、未公認の自動車学校では実地試験を試験場に受験しに行かなければなりません。
公認の自動車学校に行った、当時の私の友人たちは、その殆どが、仮免許1発、卒検1発の人ばかりでした。
中には、仮免に2発3発かかっていた人もいたのですが、総称して、彼らは仮免の方が卒検よりもむずかしいという声が多かったです。
しかし、未公認の自動車学校に通ってしまった私にしてみれば、2発3発なんか全然うらやましい話でした。
私はというと、まず仮免許に合格するのに、3回かかりました。
そして、みんなが仮免よりも簡単だと言っていた、卒検(未公認でいうところの本検)に合格するまで6回かかりましたから!!
確か、もう少しで仮免許の有効期限が切れるところでしたから!!
そういえば思い出しましたが、未公認の自動車学校では学科の授業は一切ありませんでした。
実地の練習をする場所も、どこかの自動車学校のコースを間借りしているようなコースで、実地の練習だけをやっていました。
その分、料金も安かったので、私はこれに引っかかってしまったというわけです。
合宿免許の提携先はすべて公認自動車学校
私が今回、合宿免許をおすすめしている理由は、まずここで提携している自動車学校は、すべて公認の自動車学校であるということです。
ここで自動車学校を見つける限り、私のように誤って未公認の自動車学校には行く可能性は無くなります。
それが、おすすめの理由のひとつです。